日本の茶筒からインスパイアされた、小さなオイルランプ。16時間ゆっくり灯る炎が、ひとつの空間を、ひとつの時間を、静かに形作ります。
スマートフォンの光に、ずっと照らされる毎日。
「整える」が口癖になり、けれど、何をどう整えればいいかわからない。
そんな夜に、ひとつだけ確かなものがあるとしたら ── きっと、それは炎。
FIRE CAPSULE は、その答えのひとつです。
茶筒の、蓋ひとつでぴたりと閉まる精度、装飾を削いだ素直な円筒形 ── そこに宿るのは、何百年と磨かれてきた日本の美意識です。
FIRE CAPSULEは、その美意識を、現代の暮らしに灯る照明として翻訳しました。手のひらに収まる8cmの円筒の中に、静かな光と長い余韻が宿ります。
夜のひとときに。ヨガと瞑想の灯りに。食卓のセンターピースに。アロマの香りを纏わせて。FIRE CAPSULE が同じ家の中で、別々の時間を作ります。
本を閉じた、その隣に。部屋の照明を少し落として、揺らぐ炎だけが残る時間。眠るまでの、もう一灯。
食卓の真ん中に炎を。電球では作れない揺らぎが、いつもの夕食を、ささやかな祝祭に変えます。
付属のアロマプレートを乗せると、お気に入りの精油が炎の熱でゆっくりと拡がります。香りもまた、暮らしの聖域を作る要素です。
呼吸の速さに合わせて揺れる炎は、自然なメトロノーム。蝋燭よりも長く繊細に、静かな時間を支えます。
夜時間 ── スマートフォンを置き、お茶を淹れ、ヨガをして、誰かと話し、湯に浸かる。そんなひとときを、ひとつのカプセルが、静かに灯しつづけます。
一度の給油で、灯すこと約16時間。数夜にわたって、繰り返し使える日々の道具です。パラフィンオイルでクリーンに燃焼し、煙も、強い匂いも、出ません。蓋を閉めてそのまま収納できます。
FIRE CAPSULE は、SERVAL の Eri Tsunoda がデザインしました。京都市立芸術大学でビジュアルデザインを学び、自然と暮らしの両方に寄り添うものづくりを続けてきた、ひとりのデザイナーの手から生まれています。
「日々の暮らしに、小さな聖域があってもいい」── そんな思いを、茶筒のかたちと、ひとつの炎に込めました。